本品種について
イエメン原産のアラビアンアロエ。
1998年にマッコイ氏とギフリ氏に発見された最も美しいとされるアロエの一種。
根元から子株が出て枝分かれする。茎は直立あるいは水平に広がり最大で長さ100cmにもなる。
葉は、細く下向きに湾曲し互生である。
葉色は、黒っぽい緑や濃い翡翠色。多数の白い斑点で覆われることもある。
葉の先端は尖っており、葉の表面はざらざらしている。
樹液は緑黄色である。乾燥すると茶色っぽい黄色になる。
花序は3〜9本の枝からなり、大きく広がり、長さは45cmほどになる。
赤色のワックス状のキラキラした花は、口の部分が黄緑色。
雄しべと雌しべは花から3〜3.5ミリほど突き出ている。
育て方
本種の生育期は春〜秋です。
乾燥させた方が寒さに強いため、冬は水をある程度切ると上手く栽培できるケースが増えると思います。
USDA9の地域では無加温温室でも越冬可能です。
メモ
2021年アレン氏よりクローン制御された種子を入手。