寒い日もほとんど無くなり、温かな成長期真っ只中になってまいりました。
昨年冬、今年の4月半ばにアガベ の胴切りを試してみました。
冬の胴切り
冬に胴切りしたアガベの姫乱れ雪錦です。
胴切り後から好調に仔吹し大凡10株かそれ以上の仔吹に成功しました。
屋外の軒下でしたが、真冬に構わず子株も成長しています。
2株目は白糸の王妃錦。
こちらは実は春先まで全く仔吹することもなく、沈黙を続けていましたが、春になりやっと子株を確認できました。
今のところ3株くらいでしょうか。
あとバーントバーガンディも胴切りしているのですが、子株と共に冬の寒さでかなりダメージを負ってしまい、現在療養中です。
春の胴切り
お気に入りアガベ、エックスレイズ。
いよいよ切ってしまいました。
4月に入ってからカットしたのですが、早くも子株が登場しています。
もちろんカットした頭(天芽)と葉も勿体無いので挿しています。
根や芽が出れば嬉しいですもんね。
挿している土はセラミックですが、なんのこだわりもなく挿しています。
オススメがあれば教えて下さい。
ちなみに冬に切ったアガベたちの天芽は、上手く根が出てくれました。
胴切りという選択肢
仔吹し難い品種のアガベに対し、増やしたい、予備として子株を持ちたいなどの目的がある場合、胴切りは非常に有効な手段です。
天芽も根付けばさらに嬉しいところです。
胴割の場合は胴切りより小さめの株でも仔吹させることが可能ですが、頭を残すことが出来ません。
大きく育ってきたアガベを切ることは躊躇われるかもしれません。
もちろん、切らない選択肢も一つです。
それぞれ、ベネフィット、リスクがありますので、是非ご自身の環境に併せてトライしてみて下さい。