真夏に咲く花

8月半ばで外気温が35℃程度ととにかく暑い毎日です。 
ビニールハウス内はさらに暑く、温度計はないですが45℃はありそうな暑さです。

そんな高温の中で開花する花がありました。

オルベア デフレシアナ

オルベア デフレシアナ
このサイズで今年2輪目

赤褐色の全く可愛げのない色の花を咲かせています(個人の感想です)。
ガガイモ科の植物の中には臭い腐ったような匂いを出して昆虫を誘い寄せて受粉させる品種もあるそうですが、こいつはあまり匂いませんでした。

ユーフォルビア フランコイシー

ユーフォルビア フランコイシー

フランコイシーは可愛らしい花をたくさん咲かせています。 
小さい花で5-10mmくらいでしょうか。 
 
刷毛でこちょこちょしたら自家受粉するのかな。葉は個性的でかなり個体差があります。 
 
挿し木で簡単に増えるようですが、塊根のような株には育たないようで、種が採取出来れば塊根も葉も好きなものが選別できるのでしょうか。 
実生のフランコイシー沢山できるといいなぁ。

アロエ パープルオクトパス

アロエ パープルオクトパス

詳細はよくわかりませんが、パープルオクトパスと名付けられたこのアロエも開花しています。 
花茎が上がったらすぐに切ってしまう方も多いみたいですが、うちではそのまま観察させていただくことが多いですかね。切るのが面倒なわけではないですよ。いや、ほんとに。

パープルオクトパスの花

アロエは昔、ユリ科とされていましたが、花を見ると納得な形状です。 
百合のような可憐な花です。 
 
現在はツルボラン亜科でしょうか。 
 
植物はサンスベリアがドラセナになったり、アロエの一部がアロイデンドロンになったり機敏に対応するのは難しい。 
学者さんと相当お好きな方しか追随出来ないのでは。。。

グレビレア センパフローレンス

こちらは屋外地植えですが、素敵な花です。

クルッとヒョロっとした形の花を咲かせます。  
寒さにも比較的強く地植えできるか検証中です。
グレビレアはオーストラリア原産ですが、こちらはイギリスで作出された生産量の少ない品種のようです。 
 
中低木で扱いやすく花付きも良いので今後バンクシアやリューカデンドロンと共にもっと人気が出てきそうです。 
品種によっては花の色が異なることはもちろん、葉も違うし、這性だったり立性だったりとかなり楽しめます。