な
本品種について
2009年に発見されたアンゴラ原産のアロエです。
アンゴラ南西部の高地の砂岩の尾根に自生しています。夏には雷雨が続き、酸性土壌の石英岩の多い場所にあるようです。
茎は直径1-2cmほどで白っぽい灰色、成長点付近の茎には斑点がある。
葉は多肉質のロゼット状で節間は開いている。葉の形状は上方に向かい緩やかに湾曲し下垂するような形状で、淡緑色で白っぽい斑点がある。
葉の先端、縁には鋭角で、鋭利な点、鋭利突起がやや上向きにありその先先端は橙色になる。
花茎は長さ6-7cmほどで小さく、蕾は上向きにつき開いた花は下向きにつく。
花は橙色で雌蕊は花から突出する。
開花時期は主に晩秋から初冬が一般的。
バリマクラータは、蝶によって受粉される。
光合成を阻害するアントシアニンのため、冬の乾燥した寒い時期には葉が薄紫色になりとても美しくみえる。
育て方
本種の生育期は春〜秋です。
乾燥させた方が寒さに強いため、冬は水をある程度切ると上手く栽培できるケースが増えると思います。
肥料や水やりでしっかり育てると株元から分岐し、挿し木により増やすことができる。
挿し木は10cmほどあると安心してさし穂にできます。時期は春から初夏がオススメです。
USDA9の地域では無加温温室でも越冬可能です。
メモ
K氏、F氏に挿し木を分けていただいた。
初年度から開花し成長は早い。