ハオルチオイデス

本品種について

マダガスカルの高山地帯原産のアロエです。

マダガスカルの中央高原、花崗岩の多い酸性土壌に多年草と共に自生しているようです。

根は瘤状で、単生あるいは小さいコロニーを形成する。

葉は濃い緑色で、白い毛のような棘にで覆われている。

花序は高さ20〜30cm。つぼみはほぼ円形で先端は尖り、赤みを帯びている。

花柄はないか、あってもごくわずかである。

花弁は白色から淡紅色。

最大の特徴は雄しべで、厚く肉厚で,柄は5 mmに突出する。

肉厚な雄蕊のハオルチオイデスの花

育て方

本種の生育期は春〜秋です。

高山性であるため夏は風通しの良い場所を好みます。

また酸性土壌を好む気質があるとも考えられるため、苦土石灰などアルカリに傾く成分を減らして管理された方がよいかもしれません。

成長は早く実生から1年で開花に至ります。

乾燥させた方が寒さに強いため、冬は水をある程度切ると上手く栽培できるケースが増えると思います。

USDA9の地域では無加温温室でも越冬可能です。

メモ