夏の準備
植物の中には暖かくなってから動き出すものばかりではなく、厳しい夏を越すために休眠する品種も存在します。
主な冬型植物は、オトンナ、ペラルゴニウム、メセン、ケープバルブなどです。
まだ葉っぱが元気な植物も多いですが少し涼しく、夏越ししやすい場所での管理をはじめていきます。
冬型植物たち
ペラルゴニウム ロバツム var.warcester。
葉っぱすっかりカリカリで早くも熟睡状態。
温室内は日中45℃近くまで上がるので休眠に入るのも早いかもしれません。
オトンナレトロルサは枯葉が落ちないタイプの植物。
古葉は脱落せずにそのまま萎れていきます。
大株になるとそれがまた見応えあったりします。
無理に剥がさず自然に楽しむ株ですね。
旧サルコカウロン ムルチフィダ。
今はモンソニア属らしいです。
棒切れのような幹から繊細な葉が出てくるのがたまらなく良いです。
もう一株欲しいのですが、高いので遠分先かな。
休眠期ではただの棒です。
ユーフォルビア 鉄甲丸。
蘇鉄のような見た目がかわいいやつ。
雌雄揃ったので種を採ることにしました。
沢山受粉したので種まきがはかどりそうです。
実も成熟してきたのでもう少ししたら採取します。
ユーフォルビアにも冬型に違い性質のものがいるので夏にバシャバシャ水をやらないよう注意してみます。
置き場所、管理方法
迷う置き場所ですが、うちではここが定位置になっています。
南側の軒の深い棚の上。
直射日光は当たりませんが風通しのよく、蒸れにくい場所です。
一番大事なのは風通し。
休眠していても水遣りは適度にします。
月2-3回くらいかな?
顔色見てチョロ水をあげるようにしています。
厳しい夏が終わると一斉に動き出し、可愛い葉を展開させてくれます。
今年も拝めるといいなぁ。