希少性
アロエ類は現在ガステリアやハオルチアを含む11属からなっています。
その中で古くから日本でアロエの仲間と呼ばれていた種類だけでも300種以上の原種、バラエティが存在しています。
多くはアフリカ、アラビアに自生しており、ワシントン条約CITESⅠの更新のたび、その登録品種が増えていきます。ちなみにざっくり全種がCITESⅡとなっています。
多様性
アロエに属するものの中でも形体が様々です。
木質で木のように育つアロイデンドロン、ツルのようにヒョロヒョロ伸びるアロイアンペロス、扇状で多肉質なクマラといったように見た目も育ち方も全く異なる種類が存在しています。
オリジナリティ
アロエは交配が比較的容易です。
稀に自家結実することもありますが、異株同士であれば交配することができます。
属間交配が可能な場合もあり有名なところでガステリアとの交配でガステラロエといわれる交配もあります。
アロエ自体の花は一年を通してよく咲くものと何年も咲かないものと様々ではありますが、タイミングや花粉保存方法によりオリジナルの交配種を作ることが可能です。
有名なところでは愛知の曽田植物園さんではハイブリッドアロエを沢山生産され、購入者が名前をつけて可愛がれるように作られています。
有名な交配ではケリーグリフィン氏やカレンジマーマン氏、ディックライト氏の選抜交配があります。
フラミンゴやクリスマスキャロル、ゴジラなど美しい品種がたくさん作られています。
現在ではカスティロニアエを加えた交配が増えており、小型で鋸歯の激しい品種も多くなってきました。
未来の人気品種を作出するのは、あなたなのかもしれませんよ😁