オプンチア ガラパゲイア opuntia galapageia
特徴
ガラパゴス団扇などと呼ばれるオプンチアの一種。ガラパゲイアはどうやら6種類程度は存在しており、はっきりとしたロカリティ情報が無いものも多い。
こちらはOpuntia galapageia Henslともよばれる黒肌のガラパゲイア。
肌色も黒だったりブルーだったり刺も白や黄色、赤なんてのもあるようです。
管理
栽培は至って簡単な様子。
水捌けのよい用土で夏場の直射日光も平気です。水遣りは多少忘れても雨水頼りにしてもいいくらいな感覚です。
春先に新芽が出るのでカットして乾かした後、肥料分の無い土に挿しておけばその内発根します。胴切りのようなカット方法でも増殖可能です。
地元のサボテン名手の方によれば年中カット挿しは出来るようですが、個人的には真夏、真冬は避けたい気分。。。
成長は遅く、一年に1枚パットが出れば良いくらいに考えていた方が気楽です。
その他
我が家にはこのhenslと呼ばれるタイプ以外にもう一種類青肌黄色刺のガラパゲイアがあります(Opuntia echios?)。
こちらも、すごく美しいのですが地元の名手さん曰く、ガラパゲイアとして日本に入ってきた種子がこのタイプでハイブリッド種子がだったのでは無いかと考えていらっしゃるようです。
日本に比較的広がったのはこのタイミングのこの青肌黄色刺タイプが多いのだとか。
ガラパゲイアはオプンチア人気が少しずつ出てくるとともに、最近徐々に注目されてきたようです。
ガラパゲイアを地植えされている方は拝見したことがありませんが、耐寒性によっては可能かもしれません。まだデータが少なく試す余地はあるかもしれないですね。
オプンチアはかなりの種類が年中屋外管理可能です。雪や霜も平気なんてのも多数あり、中には北海道でさえ地植えできるものもあるようです。
今後ロックガーデンやドライガーデン などで活躍する植物として、さらなる需要が出てくるかも知れません。
実に魅力的な品種が多いので目が離せません。